株価について1

株式の取引の際、その株式には価格が付けられるようになっていますが、その価格が「株価」で、これは常時変動するものなので、買い時売り時をしっかり見極める必要があります。物価は基本的に需要供給のバランスで自由に決定できますが、売買が行われる証券取引所で適用された株価を評価基準にすることが多いそうです。

株価について2

株主は、株式の売買をする際に、買ったときの株価よりも、売ったときの株価が高ければ、利益を得ることになります。このようにして得られる利益を「キャピタルゲイン」といい、また配当から得られる利益を「インカムゲイン」といいます。利益があれば反対に損失もあるのが株式取引で、株式の売買で生まれる損失のことは「キャピタルロス」と呼ばれています株価は毎日変動しますが、一日の最初に取引された株価のことを「始値」といい、一日の最後に取引された株価のことを「終値」といいます。最も高い株価を「高値」といい、逆に最も低い株価を「安値」といいますが、この「始値」「終値」「高値」「安値」は、「四本値」と呼ばれています。

株価について3

この四本値を見ると、その日一日の株価の変動をだいたい把握することができるのですが、株価とは変動はするものの、大幅な動きをするものではありません。けれども中には一日の中で動くことのできる範囲で、暴落があることも考えられるので、この点も忘れないようにしなければなりません。株価がどう動くかを知るためには、チャート、すなわち罫線表を見る必要があるので、この見方も勉強するようにしましょう。テレビのニュースなどでよく耳にすると思いますが、東証株価指数(TOPIX)、日経平均株価などがそれにあたります。それにしても、株って難しいと思うかもしれませんが、これから株に挑戦する人は、ちょっと耳を傾けてみてはいかかですか。

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